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2004.10.21

感想>ジェフリー・ディーヴァー『魔術師』

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題名:魔術師 イリュージョニスト The Vanished Man
著者:ジェフリー・ディーヴァー
訳者:池田真紀子
出版:文藝春秋 2004年10月15日第1刷
価格:本体2095円+税
極私的評価:★★★★
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 ミステリ自体が、ミスディレクションで読者を欺くことを語り部たる作者の愉悦であることは論を待たないけれど、究極のエンタテイナー作家=ディーヴァーのサービス精神たるや唖然呆然…幾筋ものミスディレクションが、読み手の五感を刺激し続けて止まないミステリの迷宮へ誘うメインテイストなのである。主役であるはずのリンカーン・ライムですら脇役でしかない。どんでん返しなんて生やさしいモノではなく、彼もしくは彼女が追う側で追われる側でその実、全く別の人物だったり裏の裏の裏を読むに読めない驚天動地の展開に、読者はジェットコースターに乗った観客でしかない状態に長いこと晒されるのである(これが快感なのよね)。

 いやはや。ここまで頭脳の限りを尽くした作家魂に脱帽である。回を重ねるごとにブラッシュアップした作品に仕立て上げなくてはならない売れ線作家の限界を突き破った力業に、一種、肉食獣の獣の臭いすら嗅いでしまう雑食性日本人の諦めに似た境地とでも言いましょうか(^_^;)。これでもかこれでもかの先にあるサムシングがアメリカンなストロングテイストっちゅ~やっちゃね。ワールドシリーズで言う3連敗の後の強烈な粘り腰で一気に4連勝でヤンキースを打ち破ったレッドソックスって感じ。ま、こっちの舞台はニューヨークなんですけど、ね(いや~、ボストン凄かったね~)。

 むろん細部の味付けだって忘れちゃいない。脇役から主役へ。カーラの存在がサックスを超えた!? vs魔術師にはカウンター戦術でってなわけで、魔術師見習いのカーラが登場するのですが、彼女の成長物語もなかなか読ませるサイドストーリーになっていて、昇格試験でトンデモ状態に陥るサックスと並んでライムの手となり足となり頭となる。怪人二十面相vs小林少年ってとこでしょうか(^_^;)。犯罪的微細証拠鑑定団たるライム一座が初期の面白さに回帰した本作のナイスなところは、サイコな魔術師の造形の巧みさに尽きる。微細証拠の積み上げから徐々に見え出すイリュージョニストの本当の容貌とは…二十面相だってそのぐらいはやってたぞと思いきや…次から次へと暴き暴かれついに顔を出したタマネギの芯(^_^;)。料理の仕方はライム流にカーラのスパイスが少々。給仕はアメリアにお任せってね。

 世界の著名なイリュージョニストの一人にプリンセス・テンコーの名前が挙がってましたねえ。いまやディーヴァーに認知され金正日に北朝鮮にまで呼ばれる大御所なのですねえ(^_^;)。閑話休題。いじくりすぎてストーリーがやや破綻してしまう傾向があった最近の作品から一皮剥けたかというと、相変わらずいじくり回してひっくり返すプロ意識が、今回は仇とならず奏効したしたのは、一にも二にもイリュージョンの世界を選択した舞台設定なのでありますな。終盤戦、次回作のさわりをちゃっかり載せておりますので、ファンのお楽しみはこれからも続くのであります。(2004年10月読了)

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2004.10.20

BOSE SoundDock

 ってのが出たらしい。音も良さそう。ま、BOSEだから癖は強いんだろうけれど、ウチにあるCDぜ~んぶ放り込んだから、いちいち取っ替え引っ替えしないでも聞けるのがいいかも。わざわざ低音重視の家用ヘッドホン買ったばっかしだけれど、実際にスピーカーで音出して聞くのもいいよねえ。3万5千円程度。買おうと思えば…買える金額ではあるな(^_^;)。

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2004.10.15

2004年北海道紀行その5

daichi/IMG_0128_edited
大地に映り込んだ日差しと影。空の大きさを端的に顕してると
思いませんか。

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2ヶ月ぶりの河口湖

 朝はメチャ寒っ~! 魚の気配もなし。3カ所ほど回ったけれどウィードベッドを狙っても当たりすらなくメゲて午前中早上がり(^_^;)。今年のバス釣りはこれにて終了だな。来月からドラクエ8やらメバル釣りに転向してこの冬を超すって感じか。

 ディーヴァー『魔術師』ようやく数十ページ読み進める。暇なんだけど気ばっかり忙しくてDVDが貯まったまま観れてないのが困ったもんだわい。『ロード・オブ・ザ・リング』最終版まだ冒頭しか観てません。やれやれ。スターチャンネルの『ザ・コア』なんか観てないで(何となく観てしまったのだ)貯まったDVDを消化したいのだが、HD見ると撮り貯めしたW杯予選の録画が早く見てくれ~って手招きしてるのだ(^_^;)。さあて、いつ見ようか。

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2004.10.02

2004年北海道紀行その4

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旭山動物園の片隅で密かに愛を育むチンパンジーのカップル。見
ていたOLさんが「やだ~」って赤面してた光景でもある(^_^;)。

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2004.10.01

2004年北海道紀行その3

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旭山動物園アザラシ館の水中導管。ここを泳ぎながらアザラシ
君が今日のお客の品定め。目が合っちゃうことも(^_^;)。

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2004年北海道写真紀行その2

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知る人ぞ知る裏摩周展望台の先にある神の子池。神秘的な湖面の
色合いが素敵な雰囲気醸し出してます。行き着くまでのダートコース
が玉に瑕ですが…(^_^;)。

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2004年北海道写真紀行その1

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 タウシュベツ橋梁で撮りまくったうちの1枚。奇跡的に晴れ渡った
糠平周辺のお天気の神様に感謝であります。十勝平野はどんより
曇ったまま雨粒すら降りかかった陰鬱さだったのが、これですから
ねえ(^_^)。満足満足の午後でした。

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